日本・タイの子どもアートワークショップによるアーツマネジメント国際交流事業

2014年1月〜3月にかけて実施した”なんだこれ?”ワークショップ。2018年3月にバンコク市内サンプレーン地区で行い、その先進的かつ哲学的なパフォーミング・アーツ・ワークショップは地元の小中高校生に大きなインパクトを与えました。

そして今回、国際交流基金の助成を受け、中北部の街”ウッタラディット”にて、バンコクのコミュニティアート・ネットワーク”D-jung スペースプロジェクト”、ウッタラディットのコミュニティアート団体”キンカーンバイ”と協働でパフォーミング・アーツ・ワークショップを実施、その成果をウタラディット・ティットイムフェスティバルで発表します。

アーティスト:岩淵拓郎(Media Picnic)

日本側マネジメント・スタッフ:小島 剛(一般社団法人タチョナ代表理事/大阪音楽大学特任准教授)、岩澤孝子(北海道教育大学岩見沢校准教授)、岩倉佑真、山手健人(大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻)、山下ほのか、堺みのり、矢野夏実

タイ側マネジメント:キンカーンバイ、D-jung Space Projet

■「なんだこれ?」ワークショップ

様々な過去のパフォーミング・アーツの映像を見ながら、代々伝わる(と言われている)教科書”なんだこれ?”を使って、様々な”なんだこれ?”を子どもたちとともに開発します。今回のテーマは「音」。音楽?ノイズ?サウンドアート?的な展開を行う予定です。

日時:2月8日〜2月15日

場所:サターニー・ウタラディット・ティットイム 内Hub2U 

講師:岩淵 拓郎(Media picnic)

対象:タイに住む小学生20名(すでに募集定員に達しています。)

ウタラディット ティットイムフェスティバル

毎年 2 月に開催するフェスティバルで、9年間継続実施。子ども・⻘少年、そしてフェスティバルを訪れる全ての人々に参加型の学びの場・機会を提供しています。フェスティバルに国内外からゲストを招くことによって、彩り豊かで、インスピレーションに満ちた空間が生まれています。

日時:2019年2月16−17日 17:00- 22:00

場所:サターニー・ウタラディット・ティットイムなど

■報告会/フォーラム

ウッタラディットでの事例報告とともに、タイのコミュニティアートに携わるスタッフと共に国際的な連携方法について話し合います。

テーマ:International Collaboration of Community Art: Perspective of “Local” (the case from Uttaradit)

日時:2月20日(水)13:00- 16:00

場所:BACC 6階 meeting room “Friends of BACC”

出演:小島 剛(一般社団法人タチョナ)、岩淵拓郎(Media Picnic)、岩澤孝子(日本)、岩倉佑真、山手健人(大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻)、Vorapoj Osathapiratana(タイ)、ほか

フォーラム・コーディネート/司会:中川 真(大阪市立大学特任教授)

助成:国際交流基金アジアセンター アジア・市民交流助成 プログラム