アーティストと庄内豊中の子どもたちで作り上げる「庄内つくる春まつり」。
今年はパレードとライブと本気の遊びで街に登場します。
なお、3/20は楽器作りのワークショップ,3/20はパレード練習の演奏ワークショップも開催します。くわしくはこちら
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同じ街でも、その見え方や捉え方は一人ひとり異なります。年齢や性別、家族構成や時代性など、各人が生きる環境や個性によってその街は幾重にも意味を広げ、拓かれていきます。そうした自分とは異なる視座からの「可能性としての街」に気付き、誰かと共有することはできるのでしょうか?
この「庄内つくる春まつり」は地元の子どもたちと作り上げていきます。パレードのように街を練り歩き、たどり着いた公園では子どもたちと本気で遊び、ラップをし、影絵を見、駄菓子食べ…。誰にもどこへ行き着くかわからない即興で展開される桃源郷です。
新型コロナウイルスの蔓延やロシアによるウクライナ侵攻など、分断が露わとなる昨今ですが、そうした分断を乗り越える手掛りのひとつは、身近で誰もが経験をし、大人への成長とともに忘れてしまった子どもの「遊びの手法」に隠されているのではないか? 「遊びを通して子どもに人生を学ぶ」庄内つくる春まつりが始まります。ご自身の「楽器」を持って、ぜひ遊びにきてください! (武田力)
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【参加料】
無料。どこからでも参加できます。
【日時】
2022年3月26日(土)13:00ごろスタート(終了予定16:00)
※当日はスタート地点からパレードしながら地域内のいろんな場所を巡ります。
※一緒に歩きたい方は楽器を持ってぜひお集まりください。(楽器が無くても参加できます。)歩く前にその日のパレードに向けた練習とを少しだけ実施します。
【出演】
・三田村管打団(ブラスバンド)
・渡邉未帆(鳴り物)
・河辺知美(ジェンベ)
・佐久間新(ダンス)
・akamar22!(a.k.a ネギ松)(うたと演奏)
・マギカマメジカ(インドネシアの影絵芝居)
・武田力(企画会議ディレクター)
+庄内の子どもたち
【集合場所】
豊中市グリーンスポーツセンター管理棟 みつぼの花
アクセス/阪急神戸線「神崎川駅」下車 徒歩13分
①神崎川駅を降りて、神崎川を渡りゴルフ場の手前を左折
②堤防沿いにしばらく歩き、鉄塔の手前の階段を上がる。
③奥にある茶色のたてものが管理棟『みつぼの花』
【パレードのコース】
当日までにお知らせします。当日はツイッターにて移動情報を随時更新。またインスタライブなどでの中継も予定しています。
【申し込み、問い合せ先】
一般社団法人タチョナ(担当:小島) 大阪市西区江之子島2-1-34 enocoルーム7
電話 090-9695-8140
メール touchonart@gmail.com
web http://touchonart.net
※ご連絡いただいた個人情報はこの目的以外には使用しません。
【参加アーティスト・プロフィール】
三田村管打団?(みたむらかんだだん)
たおやかに吠える しなやかに走る 見事に転ぶ!つまずいた先の助け合いグルーヴ。
かつてはほっこり系爆裂ブラスバンドと冠された、すべての場所を虹色に染め上げる関西が誇る天上の楽団。2002 年結成。2013 年3rdCD「!!!」 発表。普段のライブは8〜13人ぐらい編成。女子率が高く、子連れで演奏が当たり前。フェス、ライブハウス、ストリート、保育園、海や山、電車や船、 吹雪く雪原からのどかな棚田まで、あらゆるところでの演奏経験有り。
二階堂和美との合体「二x三」片想いとの合体「両想い管打団!」という豪華編成も稀に披露される。(写真:新田さやか)
佐久間新(さくましん)
二十歳の頃、ジャワの舞踊家ベン・スハルト氏に出会い舞踊を志す。現在は伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から「コラボ・即興・コミュニケーション」に関わるプロジェクトを展開。最近の活動に、振付作品「PATINA」(2018) OzAsia Festival Adelaid招聘、演出作品「だんだんたんぼに夜明かしカエル」(2019)、映像作品「Teletari Odottari」(2021) ジャカルタ国際ダンスフェスティバル招聘、野村誠と砂連尾理と問題行動トリオを結成等。
渡邊未帆(わたなべ みほ)
ミュージシャン。大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻准教授。東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。「フェスティバル/トーキョー」『春の祭典』(2014)、『ゾンビ・オペラ』(2015)音楽ドラマトゥルクを務めた。共著に『ジャジューカ』(太田出版)、『クレオールの想像力』(水声社)、『AA―50年後のアルバート・アイラー』(カンパニー社)他。関心は前衛音楽、植民地主義と音楽、マグリブの音楽、カリブの音楽など。フレンチカリブ・ビッグバンドTi’Punch主宰。不定形ユニットTACOなどの演奏に参加。2021年より豊中市在住。
河辺知美(かわべともみ)
幼少からピアノを習っていたが、20代の頃アフリカの太鼓(ジェンベ)に出会い、自由でエネルギッシュなアフリカの音楽に魅せられる。
2002年、南アフリカ出身のミュージシャン ジョゼフ・ンコシと共に、アフリカンマリンババンド「NKOSI AFRICA」を結成。現在、全国の幼稚園や学校で演奏やワークショップを行っている。
akamar22!(アカマーツーツー!)
akamar22!名義で弾き語り。 トリオバンド【indian no echo sign bine no!】 ドラム担当。 OHP22!名義で、人形劇団【ニッチ】などの背景影絵・映写パフォーマンス。ネギ松。
2021年・タチョナ企画にて【ネギ】をキーワードに?!子供達と、ネギダンス、ネギ料理、ネギ石鹸作りetc、ネギワークショップを重ねて、3月グリーンスポーツセンターで、子供達とネギパフォーマンス!?
手を変え、品変え、落ち着きの無さから生まれ落ちる行為、リズムとメロディのインスタントオペラ?!の景色。1994~2000年、維新派在籍。
http://akamar22.jimdo.com/
マギカマメジカ
インドネシアの影絵芝居ワヤン・クリを基に、影と音楽による作品を作っている。伝統芸能のルーツを考察しながら、様々な手法を柔軟に取り入れて、従来の影絵劇とは一味違った世界を生み出す。インドネシア(ジャワ)の文化芸能に関するコンサート、ワークショップ、イベントの企画なども行っている。中心メンバーは、ジョグジャカルタ生まれのナナン・アナント・ウィチャクソノ(人形遣い)と大阪生まれの西田有里(ガムラン奏者)。
(協働企画アーティスト)
武田力(演出家、民俗芸能アーカイバー)
立教大学教育学科を卒業後、幼稚園教諭を経て芸術活動を始める。滋賀県の限界集落に継がれる民俗芸能の継承を担うなど、日本古来の表現様式から作品を制作する。近年はフィリピンや中国の美術館や芸術祭から招聘を受けるなど、アジアを中心に活動を展開する。2019年国際交流基金アジアフェロー。九州大学芸術工学部講師。
【パレード直前ワークショップ】
パレードに向けた鳴り物(楽器?)づくりとパレードの練習をします。子どもだけでなく、家族での参加もオッケー。ぜひ大人も手伝ってください。
その1:楽器作りワークショップ
ペットボトルや風船、廃材などを使って簡単な楽器をつくります。材料はこちらで用意しますが、持ち込みも歓迎。
日時:3/20(日) 13:00 – 15:00
参加費:無料(予約が必要です)
場所:グリーンスポーツセンター
講師:森本アリ、小島剛、ほか
その2:演奏ワークショップ
26日のパレードに向けた演奏の練習をします。演奏には譜面は使いません。持ち歩ける楽器をご用意ください。
日時:3/21(月・祝) 13:00 – 15:00
参加費:無料(予約が必要です)
場所:グリーンスポーツセンター
講師:三田村管打団、渡邉未帆、河辺知美、小島剛、ほか
【申し込み方法】
下記の内容をメール、電話のいずれかでタチョナまでお知らせください。
①参加者の名前、②学校名と学年 ③連絡先の電話番号
【申し込み、問い合せ先】
一般社団法人タチョナ(担当:小島)
電話 090-9695-8140
メール touchonart@gmail.com
※ご連絡いただいた個人情報はこの目的以外には使用しません。
【新型コロナ感染症対策について】
ワークショップへお申し込み、参加される方は下記をご確認いただき、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
(1)当日、熱がある方や少しでも体調が悪い方はイベントへの参加をお控えください。
(2)ご来館の際はマスクの着用をお願いします。また、当日参加時に受付での体温測定と健康チェックシートにご記入いただきます。
(3)活動前後や活動中など、こまめな手指消毒や手洗いを励行します。手拭きタオルやハンカチをお持ちください。
[主催]:一般社団法人タチョナ
[協力]:大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻、NPO とよなかESDネットワーク、社会福祉法人淳風会特別養護老人ホーム淳風とよなか
[後援]:豊中市教育委員会(予定)
[助成]:大阪府芸術文化振興補助金事業、豊中市文化芸術振興助成金