10月27日(木) remo@三津屋小学校のワークショップ2回目のレポートです。
内容:「撮影をする」 アーティスト:remo 久保田、蛇谷
時間:45分×2コマ(5年1組2組 クラス別)
<前日までの準備>
・構成表を完成させる
・テロップを作る
・小道具の準備
<当日の流れ>
・前回のおさらい
・撮影のルール
アドリブはしない
物語の順番通りに撮影する
再撮影はしない
リハーサルはしっかりする など、撮影する際に気をつけることが説明されます。
・ カメラワークについてはremoの久保田さんから被写体から離れてとること、アップでとることの意味やカメラを左右に振って撮影する「パン」など、カメラ の回し方で見えかたが変わること。テロップを映す時はカメラの画面いっぱいに10秒間映すことなどを実際のビデオカメラを使ってプロジェクターに映しなが らていねいにレクチャーしてゆきます。
その後いよいよチームごとに別れて学校内の各所で撮影開始です。
各チームにはタチョナのスタッフが1名付き、こどもたちのサポートにあたります。スタッフは基本的に撮影カメラワークやカットなどに対する助言や時間内に撮影をするためのタイムキープをします。
自分たちで書き込んだ構成表をのぞき込みながら、「最初のシーンは教室に入ってくるところからやから、OKだしたら入ってきてな!」リーダーになるカメラマンがみんなに指示を出しながらまずはリハーサル。
映したい物や人がちゃんと入るか、カメラを置く位置を調節します。「声小さいで。もっと大きい声だしていこう。」この映画は撮りなおしができないので、みんな必死です。
次はこのシーン、ここどうしよう?ああしよう、こうしよう。とみんなで相談しながら順調に撮影が進みます。
それぞれが違う場所で撮影しているので、remoのてっちゃんこと久保田さんや蛇谷さんは各チームを回りながら、みんなが困ったところや撮影の進捗を確認してくれます。
こ どもたちは映像のイメージはあるけれど、実際に撮る時にどうしたらイメージ通りに行くのかがわからず、立ち止まって考え込むシーンも。そんなときにてっ ちゃんと蛇谷さんがカットを細かく入れたり、部分的なアップや全体が映る引きを使って各シーンの繋がりかたや見せかたを変える方法を教えてくれます。
「すーごーい。そうそうこれこれ!」ととってもうれしそう。