11月2日(水) remo@三津屋小学校のワークショップ3回目(最終回)のレポートです。
内容:「上映会」 進行:蛇谷(remo)
1)皆で作った映画を上映
2)映画を見た感想や意見をおしゃべりし合う
1チームづつ工夫したところ、大変だったこと、見どころなどを発表します。また、作った映画を上映し、見た人、作った人それぞれから自由な感想や意見、質問などをおしゃべりし合います。
●5年1組
チーム名:「キジ」 テーマ:「感動」
タイトル:「未来のぼく達私達」
作った感想「けんかのシーンを工夫した。」
「練習中おもしろくて笑いをこらえるのが大変だった。」
観た感想「服装が大人っぽかった。」
「リアルに見えた。」
タイトル:「友の絆」
作った感想「カメラを向けられて緊張して、かんでしまった。」
「撮るときは大変やったけど、今観たらみんな頑張ってたなと思いました。」
観た感想「カメラの取り方を工夫していて、みんなよく映っていました。」
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チーム名:「犬」 テーマ:「アクション」
タイトル:「エイリアンVS人類」
作った感想「最後時間が間に合えへんかった。」
「どこの作品より良かったと思う!」
観た感想「オリジナリティがあった。」「最後が気になる。続編を作ってほしい」
「カメラマンが指示を頑張っていました。ぜひエピソード2を作ってもらいたいと思います。テロップの使い方も上手でした。」
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チーム名:「ねこ」 テーマ:「恋愛」
タイトル:「もし恋をしてしまったら」
作った感想「声を出して全員映るように頑張った。」
「最後はおもしろいです!」
観た感想「男が女役をしていておもしろかった。」「最後はある意味コメディやと思った。」
「カメラが役者を追いかけて撮っていて、引きやズームがありメリハリのある映像でした。世界観が広く見えたましたね。」
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●5年2組
チーム名:「シクシク会社」 テーマ:「感動」
タイトル:「友情」
作った感想「撮る時にスタートボタンを押してからスタートと言ってしまったけど、映画の中では音が入っていなくてよかった。」
「笑ったらあかんシーンで笑ってしまった。」
観た感想「いつもげんきな子がいじめられ役をしていたけど、気持ちを抑えるのがすごく上手やった。」
「いじめられるのはかわいそうやったけど、最後は感動やった。」
「いじめられた子が1回でゆるせへんかったところがリアル。」
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チーム名:「チーム三津屋」 テーマ:「ホラー」
タイトル:「階段から・・・・」
作った感想「おばけの動きかたを工夫をした。」
「全員映るために、最後はカメラマン補助が撮影をした。」
観た感想「テロップがこわかった。」「暗い感じが怖かった。」
「階段を使って2階に行く人、3階に行く人の動きの工夫、取り方が上手かったですね。」
「暗さを作るためにバスタオルでライトの光を遮るなどの工夫がとてもよく効いていました。」
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チーム名:「チーム淀川」 テーマ:「アクション」
タイトル:「意義なる戦争」
作った感想「鉄砲を撃つ音は紙鉄砲を作って鳴らした。」
「みんなが黒い服を着ていてよかった。」
観た感想「血が服に付いていてすごいと思った。」「テンポがよかった。」
「最後のシーンで戦いがゲームの中の話やったっていうところに、テレビの画面にアナログと書いてあったのがおもしろかった。」
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チーム名:「神崎川チャンネル」 テーマ:「大家族」
タイトル:「大家族」
作った感想「カメラのズームとか使うのは大変やった。」
「人数が多いので全員映すのはとても難しかった。」
観た感想「最後の歌がレディー・ガガだった。」「もっと人の顔を映してほしかった。」
「宝くじ販売店が手作りで気になった。」「神様がこけたところが面白かった。」
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●先生から
みなさんがんばっていましたね。あらすじや練習では上手くいかなかったところもあると思います。そして、みんな行事が多くて、間に合うのかなと心配でした。けれど、みんなの意見を聞き合って最後までできてよかったです。頑張ったから楽しく観れる。最初は自分たちのことばかり考えていたけれど、途中から見る人のことを考えて作れていたのでよかったです。
構成表を作るのもやってみたらとても難しかったけれど、最後までできてすごいなと思いました。撮影の時は役割分担ができていました。先生がいなくてもみんな自分たちだけでこんなにできるんだと驚きました。
みんなで話し合ってできたのがすごいとおもいました。協力してくださったみなさんに感謝の気持ちを忘れないでください。
●校長先生から
上映会を観てとても楽しかったです。みんなの表情がとてもよかったですね。今回映画を作った事で、テレビや映像の見方もこれから変わっていくと思います。自分たちのためだけではなく、みんなに伝えるというのが映像、テーマもとても大切です。この経験を次の学芸会へ生かしていってほしいです。
スタッフや先生たちは何時間もかけて話し合い、みんなが映画を作るために頑張ってくれました。みなさんに感謝の気持ちを忘れないでください。良い経験をさせてもらってよかったね。
●コーディネータレポート
それぞれのチームの映画は、個性的で、ユニークなものが多かったです。私たち大人の視点とは違い、こどもたち独自の視点や撮影方法などのこだわりがたくさんあり、上映会は1度きりでしたが、もう一度観たいと思ってしまいました。映画を作ったこどもたちからは、さまざまな工夫や難しかったところなどたくさんの感想がでてきました。また、友達の作品を観たこどもたちからは、どうやって撮影したのかという質問や、おもしろかったところ、すごいと思ったところなど、感想がどんどんと出てきてとても驚きました。上映中もみんなしーんとして観るところ、声を上げて笑うところ、映画館で観る映画とはひと味違う楽しみ方ができたのではないでしょうか。