名称 | へんな楽器 kazoo(カズー)をつくろう! |
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会場 | 大阪府立江之子島文化芸術創造センター 地下1階カフェ横スペース |
日時 | 平成 25年 8月 10日(土) 午後1時 – 3時 |
参加費 | 無料参加者 15 名(うち大人 8 名、子ども 7 名) |
スタッフ | 10名(npo cobonから4名、江之子島文化芸術創造センターから1名 |
講師 | 5名(激団モンゴイカ) |
主催 | 大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco) NPO cobon |
Kazoo(カズー)はアフリカで生まれた笛のような楽器で、簡単に音が出せることから、小さい子ども向けの教材からジャグバンド、本格的なカズーオーケストラまで色々なスタイルで演奏されている楽器です。今回は、激団モンゴイカの方たちを講師に迎え、子ども・大人どちらもを対象にしたカズー制作ワークショップを開催しました。
当日は15名の参加者が、カズーの作り方を通して、誰でも簡単に音楽を鳴らすことができるということ、なんでも楽器に変身してしまうということを体験してもらい、身近なものに潜む様々な(今回は音楽)可能性などについてを実感して頂きました。
スケジュール
12:30 受付開始
名札を書いてもらう
13:00 ワークショップ開始
カズーについての説明を、激団モンゴイカさんからうける
・モンゴイカさんの空気作りがとてもよかった。楽しい雰囲気が漂っていた。
・モンゴイカさんが説明の用紙を用意してくれていたこと(これは主催サイドでできてもよかったかもしれない)
13:10 カズー制作開始
・こどもも大人も(スタッフも) 一緒になって楽しみながら制作できた。
・カズーが本当に簡単につくれた。誰も「音が出なかった」などの失敗がなく、皆が楽しめていた。
14:00 カズーの試し吹き
1人1人をまわって、つくったカズーの音色を発表
・ちょっと飽きてきた時間帯だったため、つくるだけでは なく、みんなに聞いてもらえる機会、主役になれる機会を設けられたことがよかった。
14:10 休憩
14:20 激団モンゴイカさんによるパフォーマンス
・カズーを使って参加する楽曲 があったことで、受け身で聞くだけにならず、能動的に楽しむことができた。
14:55 終了
今後の展開案
・地域オーケストラへの勧誘
このワークショップ自体の目的が、地域オーケストラ設立へ向けた第一歩ということを もう少しアピールできたほうがよかったのではないか。あまりにもアピールしすぎると 嫌悪感に繋がるが、ちょっとした趣旨説明をする時間をとり、大きな夢を共有すること で、目的意識を持てる、モチベーションアップなどが図れるという良い点もある。
・プログラムの継続
今回のワークショップが作るだけなら 1 時間もあればできる、ということで、学校への 持ち込む内容としても可能であることが確認できた。また、用意することもそれほどな く、スタッフも楽しみながらすることができる内容であるため、月に2~3回程度実施 してもそれほど負担がかからず、可能であると考えられる。このように継続するプログ ラムを持つことで、後の地域オーケストラの設立なども視野にいれることができるよう になってくるのではないか。
・作家への対応
今回は激団モンゴイカさんに講師として来てもらったが、その作家自身をアピールでき るところがもう少しあってもよかった(例:チラシを配る、物販場所を設けるなど)。せっ かく、アーティストとの交流の場にもなっているので、アーティストのことをもっと知っ てもらう工夫もできれば、アーティスト側からも協力しやすくなり、また、アートの教育普及の取り組みにも繋がっていくのではないだろうか。
(宮城)