『ピクセルアニメ•ワークショップ』@西三国小学校
日 時:2013年10月17日
実施時間:1、2時間目(1組)/3、4時間目(2組)
対 象:4年生
講 師:重田祐介
[イントロダクション]
•自己紹介。重田氏が作成した作品のダイジェスト映像を鑑賞。
•「アニメーション」「パラパラマンガ」を作った事があるか質問。
•重田氏が開発したアプリ「flipbit」を使用してアニメーションを作成スタート。(操作シートを配布)
[1]「あ•い•う•え•お」を話す顔アニメーションを作る
簡単な「flipbit」のデモンストレーション。顔が口をパクパクさせる2コマのアニメーションを重田氏が実演。
子どもたちも同じように簡単な顔を描き、5コマで「あ•い•う•え•お」のアニメーションを作成。
[2]歩くアニメーションを作る
重田氏が作った棒人間が歩く2コマのアニメーションを見る→動きがぎこちない→実際に歩く時、どんな動きをしているか検証→教室内で歩いて、友達の動きを観察→どうしたらもっとスムーズに歩いているように見えるか意見出し→各々重田氏が作成した棒人間アニメーションに肉付けしていく
[3]ソーラン節のアニメーションを作る
子どもたちが運動会で発表したソーラン節の中から、気に入っている動きをチョイスしてアニメーションを作成する。
動きに迷ったら、隣の子に実演してもらい動きを再確認。
時間のある子は、実際に使用していた衣装、小道具などもプラスする。
●まとめ
•全てのアニメーションで重田氏がおもしろい、工夫されていると思ったものをチョイスし、作成した本人に工夫ポイントを聞きながら、どこが良いのかコメントをする事で、子どもたちの自分の作品を見てほしいという欲求が後半にいくにつれて増えていった印象を受けた。4年生という事もあり、まだ周りの目、他者と違う自分に一歩引いてしまい意見が言いづらい感じの子は少なかったように思う。
•小学校のパソコン教室の特性(全員で一つの画面を共有出来る等)を存分に活かせたワークショップだったと感じた。重田氏が開発したアプリ「flipbit」はネット上でアクセスし使用するものなので、学校のパソコンにインストールする必要がなく、その点でも学校側の負担が少なかった。
•学校でのワークショップは、参加する人たちの関係性が出来上がっているので、他者の作品を見る事により活発な意見交換が出来、すぐに自分の制作にも活かせるところがとてもよかった。
(高橋真理子)